ヘルパンギーナ

 

・コクサッキーウイルスによる口と喉の炎症で一種の夏かぜ。
・数種のウイルスで起こりうるので複数回感染する可能性がある。

・喉や鼻の分泌物を手などで口に運ぶ、口口ないし糞口感染。
・潜伏期は3〜6日、現在のところワクチンは存在しない。
・毎年夏から初秋に流行し、1〜10才の小児に多い。
 

症状
(1) 38〜40度におよぶ発熱が2〜3日と喉の痛みが特徴。
(2) 喉は発赤、口の奥に周囲の赤い径1〜2mmの水ぶくれが数ヶ所でき、その後潰瘍化する。
(3) 通常、合併症や後遺症はなく7日以内に治癒する。

食物選びの注意点
  経過中、口や喉の痛みのため飲食できなくなる。
かまずに飲み込むことのできるプリン・ゼリー・アイスクリーム・豆腐・グラタンなどを選び、水分を十分にとらせるようにする。すっぱい物は口がしみるので避ける。