風 疹

 

  風疹は子供から青年期に、感染(飛沫感染)してから2〜3週間後に赤く小さい発疹が顔から全身へと広がります。人により熱がでなかったり3日間ほど高熱がでたり様々です。「三日はしか」ともいわれますが、はしか(麻疹)とは違います。5、6年おきに流行します。

注意
 熱がなくても、発疹が消えるまでは家の中にいてください。風疹にかかったことを記録しておきましょう。
 保育所や学校は熱もなく発疹がすべて消え、診察を受け、治ったことを確認した上で行って下さい。


「先天性風疹症候群」
 
妊娠初期に妊婦が風疹にかかると胎児に感染し、その結果、先天奇形(心臓・目・耳の障害)を伴う赤ちゃんが生まれてくることがあります。
 妊婦(特に初期)や妊娠をしているかもしれない人に風疹にかかっている最中の人を近づけないように。
 一番の予防はまず子供は生後12〜90ヶ月未満の風疹ワクチンの予防接種時期に接種を受けておくことです。
 もし妊婦や今後に妊娠の可能性のある人が風疹に関して心配のある場合は、産婦人科の先生に相談してみましょう。