はしかは大病です。
予防接種を受けていない1歳前後の赤ちゃんに多くかかります。うつる力が強く、とても重い病気です。
症状は、 |
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はじめの2〜3日は、熱、咳、鼻水、眼やになど、風邪と同じ症状で、この時期「はしか」と診断するのは難しいものです。 |
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一旦熱が下がり、再び高熱が出ると同時に、全身に発疹が現れます。 |
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発疹が現れてからでも、さらに4〜5日高熱が続きます。 |
お家で気をつけること |
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高い熱が続くときは熱さましや氷枕を使って快適に過ごせるようにしてください。「はしかは冷やすな」というのは迷信です。 |
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強い咳が出る場合、咳止めを処方しますがそれでも強い咳が続きます。 |
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食べ物は食欲がなくなるので水分で十分に補い、消化の良い、口当たりの良いものを与えるようにしましょう。 |
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入浴は発疹がうすくなり、咳も少なくなって咳がなければ、入浴しても良いでしょう。 |
はしかは肺炎や脳炎を合併することがあるので、治るまでは目が離せません。先生に指示された日時に受診してください。
予防接種を受けていない子がはしかの子と接触したときは4〜5日以内にガンマグロブリンの注射を受ければ発病を防ぐ(または軽症化する)ことができます。早めに知らせてあげましょう。
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