ウイルス性髄膜炎

 

  エンテロウイルス(手足口病やヘルパンギ−ナ)が脊髄を包む膜に入り込み、熱が出るほか、頭が痛くなったり、吐いたりする病気です。 エンテロウイルスは夏かぜの原因となるものです。おたふくかぜもウイルス性髄膜炎の原因になります。

 乳・幼児や年長児でも、発熱・頭痛・嘔吐等の症状が強い場合は入院が必要です。

お家で気をつけること
(1) 症状がある間は静かな部屋で横になることが大切です。
(2) 水分は少量ずつでも脱水が起こらないよう(尿量が減る)十分とるようにしましょう。
(3) 食べ物は、消化の良いうす味の物を与えましょう。

 

 通園・通学は、症状が落ち着いたように見えても、再発したり、他の人に感染させたりすることがあるので、主治医と相談し、指示に従いましょう。

こんなときはもう一度診察を
(1) 高い熱が3日以上続くとき。
(2) 水分がとれず、元気がなく、尿量がへるとき。
(3) 頭痛がひどかったり、眠れず安眠が保たれないとき。