国立ガンセンターのガンを防ぐための12箇条 |
1. | バランスのとれた栄養を取る。(偏食をしないで1日30品目の食品を心掛けましょう。) |
2. | 毎日変化のある食生活を。(同じ食品を繰り返し食べない。特定の食品に未知の発ガン因子がないとはいえないので) |
3. | 食べすぎを避け、脂肪は控えめに。(食べすぎは肥満=体脂肪の増加につながり脂肪内に発ガン物質が蓄積される。脂肪組織は女性ホルモン増強作用があり、乳ガン、卵巣ガン及び子宮ガンに関係している。また、脂肪過多の食事は胆汁の過剰な分泌を来たし、大腸内細菌により発ガン性物質産生の増加を来す) |
4. | お酒はほどほどに。(酒1合、またはビール中ビン1本) |
5. | たばこは吸わないように。(発ガンの寄与割合:咽頭ガン93%、口腔咽頭ガン70%、肺ガン67%、食道ガン41%、肝臓ガン30%、膀胱ガン29%) |
6. | 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多く取る。(緑黄色野菜はガンの発生を少なくする。これはビタミンA、C、Eの働きと考えられる。また、食物繊維は町内の発ガン物質を吸着して体外に排出する。) |
7. | 塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから。(過剰の塩分、熱やアルコールは食堂と胃の粘膜を荒らす) |
8. | 焦げた部分は避ける。(魚、肉の焦げは発ガン性物質が含まれる。) |
9. | かびの生えたものに注意。(黄色い米のかび、ピーナッツのかびにアフラトキシンという発ガン物質が含まれる) |
10. | 日光に当たりすぎない。(紫外線は皮膚ガンの原因) |
11. | 適度のスポーツをする。(スポーツや笑いは体の免疫力を高め、ガンに対する抵抗力を強くする。反対に過労や精神的ストレスは免疫力を弱める) |
12. | 体を清潔にする。(ガンの10%は感染症に関係している。また、浴室の普及が子宮頸ガンを減少させた事実) |
ガンは、伝染病に対するワクチンのような、特効的な切り札はまだありません。しかし適切な生活習慣を身につけることで、かなりのガンは回避できることが明らかになっています。
川西猪名川ロータリークラブ卓話より
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